ニュースリリース
中国でロボットビジネスを拡大する
2013年1月15日
株式会社不二越
1.伸長するロボット需要
中国では人件費の高騰、人手不足の顕在化などにより、製造現場での労働者の確保が一段と困難になってきていることから、これまで比較的、自動化が進展した自動車分野に加え、産業機械・一般産業分野においても人手作業の自動化・ロボット化ニーズが高まってきている。
2.当社ロボットビジネスの拡大
(1)営業体制の拡充
a.従来からのとり組み
- 2010年に那智不二越(上海)貿易有限公司にロボットビジネスセンターを設置し、ローカルスタッフを中心に50名体制に増強
- 上海、天津、瀋陽、北京、長春、広州に販売・サービス拠点を設置し、販売網を拡充
b.更なる受注拡大に向けたとり組み
- 販売・サービス拠点を大連・重慶に新設、中国全土に展開へ
- ビジネスパートナーとしてシステムインテグレーターの数を倍増(2015年100社)
c.建設機械用油圧機器の工場で、当社製最新ロボットを活用した最新の生産ラインを構築し、カスタマーにモデルラインをアピールする。
(2) 現地生産を開始
今般、中国市場で現地生産・現地調達・商品開発をすすめることにより、既存カスタマーにタイムリーにサービス・商品を提供するとともに、新規カスタマーの開拓を推進する。 また、QCDSに関するニーズを吸い上げ、中国市場のニーズに適したロボットを開発する。
【現地生産の概要】
・ | 生産拠点 | : | 那智不二越(江蘇)精密機械有限公司(NJI) |
・ | 生産品目 | : | 高速ロボットSRAシリーズ、パレタイズロボットLPシリーズなど |
・ | 生産台数 | : | 2013年1,500台 2015年3,000台(年間) |
・ | 設備投資 | : | 20億円(〜2015年) 最新の生産方式を導入し、組立工程の自動化・スキルレス化をすすめる |
・ | 生産開始 | : | 2013年2月〜 |
・ | 調 達 | : | 全量現地調達化を基本に、ローカルサプライヤーの開拓をすすめる |
・ | 商品開発 | : | テクニカルセンターをNJI内に設置(R&D機能、ショールーム) |
以上
問い合わせ先 | (株)不二越 経営企画部 TEL:03-5568-5210(直通) インターネットからのお問い合わせ |