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最近のうごき
2024年11月、12月
- 11.29北日本、12.3富山ほか
- 不二越は、滑川事業所の油圧モータ第2工場の屋上に、PPAモデルを活用した太陽光発電設備を導入。発電量はおよそ1,447kWで、工場で使用する。富山事業所の太陽光発電と合わせた発電量は2,342kWでとなり、年間約1千tもの二酸化炭素排出量を削減できる。
- 11.12日刊工業
- 不二越は、大幅な省エネルギーを実現した真空脱脂洗浄装置NVDー10HPを発売する。80℃の低温洗浄を可能にしたことで、洗浄液の加熱エネルギーを削減したほか、高効率なヒートポンプの採用により、消費電力を従来品比で50%以上削減。洗浄液を直接加熱しない温水間接加熱方式にすることで熱媒体油が不要となり、省資源化や運用コストの削減にも貢献する。設置面積は従来品比で20%削減、ユニット化することで既存品とも置き換えも容易。
2024年10月
- 10.28日刊工業
- 不二越は、大規模な構造改革に踏み切る。日本や中国、タイなど各国で生産してきた軸受の標準品を、今後はタイに集約。2025年5月までに生産を移管して、世界10か所にある軸受工場を半分に減らして、グループ会社を再編する。また、人員体制の見直しにより事業体制を強化。攻めの戦略として、インドや米国に販売拠点を新設して新たな需要を掘り起こし、日系メーカーだけではなく現地自動車メーカーや半導体、電機・電子関連企業を対象にロボットや油圧、工具、工作機械など全商品を拡販し、海外比率60%達成をめざす。
- JTA Journal October
- 日本機械工具工業会(会長不二越松本克洋執行役員工具事業部長)は、2024年度日本機械工具工業会賞を季刊紙JTAジャーナル(October)上で発表。「アクアREVOドリルバリレス」の開発ほか9件が技術功績賞に選出された。10月23日、神奈川県の大磯プリンスホテルで表彰式がひらかれ、開発に携わった山田雄大さん(工具事業部工具企画部)が表彰状を受け取った。日本機械工具工業会賞は、会に貢献した人をはじめ、すぐれた開発や環境面でのとり組みなどを表彰するもので、技術功績賞は、技術開発の上で新規性と業界への啓発度の高いものに贈られる。アクアREVOバリレスは、最適化された刃先形状により、汎用ドリルと同等の切削条件・工具寿命で加工できる点が評価された。