ニュースリリース
2019年1月31日
超小型コンパクトロボット「MZ01」を市場投入
1.小型ロボット市場の拡大
世界的な労働人口の減少と人件費の高騰により、ものづくりの現場では、人手不足の解消や、生産性向上などを目的として、ロボット導入による自動化のとり組みが本格化している。
とくに、電機・電子・EMS分野ではその動きが顕著で、小型ロボットの需要が急速に拡大している。
2.当社のとり組み
当社は、2013年に世界最速・軽量コンパクトロボット「MZ07」を市場投入し、小型ロボット市場へ本格参入。以降、「MZシリーズ」のラインナップ拡充と、ウイングスライサー型ロボット「EZシリーズ」の市場投入など、小型ロボットの品揃えを充実させてきた。その結果、世界の産業機械、電機・電子・EMS分野など幅広い業種において高い評価を獲得し、マーケットシェアが拡大している。
今般、超小型コンパクトロボット「MZ01」を市場投入し、とくにワーク質量100g程度の小型部品を多く扱う電機・電子・EMS分野のお客様における設備の省スペース化ニーズを取り込んで、さらなるマーケットシェア拡大を進める。
今後も、お客様のあらゆる工程で、ナチのロボットが活用されることを狙いに、MZシリーズを1kg可搬から25kg可搬まで拡充し、スカラタイプを含めた小型ロボットのラインナップを広げていく。さらに、小型ロボットに加え、協働ロボットCZシリーズを組み込んだシステムも提供していくことで、お客様のあらゆるFA化に貢献する。
3.MZ01の特長
(1) 世界で最もコンパクトな1kg可搬ロボット
小型化と高剛性を両立した設計で、従来のMZ04に対し、容積を45%に縮減し、1kg可搬クラスの垂直多間接ロボットでは、世界最小のコンパクトなボディを実現。
また、同一クラスのスカラ型ロボットと比較して、ロボットの干渉範囲を抑えることが可能で、大幅な設備の省スペース化に対応。
(2) クリーン仕様で設置場所を選ばない
クリーン仕様(ISOクラス5相当)を標準装備することで、クリーンルームへの設置を可能に。また、本体質量10kgと人が持ち運べる軽さで、設備レイアウトの変更にもフレキシブルに対応。
(3) 各種アプリケーションに対応
パワフルな手首トルクに加え、各種アプリケーションにおいて要望される配線・配管を標準装備。ロボット本体外側の配線・配管の引き回しを不要にすることで、周辺装置との干渉リスクを低減し、お客様の利便性を格段に向上。
4.発売予定
(1) 発 売 日 : 2019年1月
(2) 価 格 : オープン価格
(3) 販売目標 : 3,000台/年
5.新商品の問い合わせ先
ロボット事業部 ロボット企画部 TEL:076-423-5135
問い合わせ先 | (株)不二越 経営企画部 TEL:03-5568-5210 FAX:03-5568-5215 インターネットからのお問い合わせ |