- 広範囲な被削材に対応した最適形状設計
剛性と切りくず排出性を兼ね備えた新型溝形状により、軟鋼から合金鋼、ステンレスまで、幅広い被削材の加工に対応 - SGコーティングと高合金粉末ハイスによる長寿命
高合金粉末ハイス材と耐熱性・耐摩耗性に優れたSGコーティングを採用し、ハイスドリル最高峰の超寿命化を実現 - 安定した高精度加工
エンドミルシャンクの採用で、保持精度の高いコレットを使用でき、安定した加工精度を実現
確かな加工精度
他社品との寿命比較
部品、金型、自動車、航空機、電気・電子、発電など、どの産業においても「切削加工」は無くてはならない加工です。そのなかでも大きな割合を占める穴加工では、省エネやコスト削減が大きな課題となっており、これまで以上に、ドリルの長寿命化、穴精度の向上、サイクルタイムの短縮などが求められています。
ＳＧシリーズは、高級粉末ハイス材とTiCN*系微細多層膜のＳＧコーティングを組み合わせたハイスドリルで、長寿命ドリルの最高峰です。最適形状設計により、広範囲な被削材に対応でき、多業種のユーザーから高い評価を受けています。
今回、同シリーズに「ＳＧ-ＥＳＲドリル」を新たに加え、被削材の適用範囲をさらに広げました。剛性と切りくず排出性を兼ね備えた新型溝形状を採用し、切りくずのカール性と分断性を大幅に向上。一般に使用される炭素鋼、合金鋼、型鋼はもちろんのこと、溶着を起こしやすいアルミ合金や、切りくずが分断しにくいステンレス、チタン合金まで幅広い被削材に対応できます。低速から高速まで送り速度の影響を受けにくく、高精度な穴加工を実現します。
ＳＧ-ＥＳＲドリルの追加により、ＳＧシリーズは、多様な加工シーンにおいて、安定した加工能率、抜群の穴精度を発揮できるようになりました。
NACHIは、今後も、生産性向上を実現する優れた工具を提供し、ものづくりの発展に貢献していきます。
* TiCNとは 炭窒化チタンのことで、非常に硬く滑りやすい性質を活かし、工具などのコーティング用途に適している
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