ものづくりの世界に革命を起こすをコンセプトに2019年12月から発売を開始したアクアREVOミルは、基本要素である材料、形状、コーティングすべてを一新。エンドミル加工に求められる長寿命・高能率・多用途を実現し、幅広い層のユーザーから好評を得ています。
今般、ステンレス鋼の加工に抜群の性能を発揮するアクアREVO ミルステンレス用をシリーズのラインナップに追加。アクアREVOミルシリーズで開発した材料とコーティング技術を継承し、工具形状はステンレス加工の課題を解決する新開発の溝形状「エアーフルート」を採用。切りくず排出性を向上させることで切削抵抗を低減し、工具刃先の加工熱発生が抑制され、難削材であるステンレス鋼の加工において高品位・高能率・長寿命を実現しました。
今後も、顧客の製造現場でのニーズ・困りごとに対応できるアクアREVOシリーズの商品開発をすすめ、ものづくりの世界に革命を起こし続けます。
高性能
- 加工中に生成される切りくずと、切れ刃すくい面との接触長さを短くすることで、切りくず離れが飛躍的に向上し、切削抵抗を低減
長寿命
- エアーフルートの冷却溝にクーラントが流入し、刃先の加工熱発生を抑制
様ざまな被削材に対応
- オーステナイト系から析出硬化系のステンレス鋼はもちろん、一般構造用鋼からチタン合金や耐熱合金などの難削材まで幅広い被削材に対応
■新開発の溝形状「エアーフルート」
- 切りくずとすくい面との接触長さを短くすることで、切りくず離れを改善させ、詰まりや噛みこみを低減
- 冷却溝からクーラントが流入することで刃先を冷却
QRコードからPV動画を
ご覧いただけます。
■新溝形状「エアーフルート」の採用によって、工具摩耗の低減と加工面品位の向上を両立
左図のように加工。
apとは、溝を切削
する際の切込み量
のこと